最後の病院

昨日はぽてこのことを報告するために、

1人で病院に行ってきました。

 

元々昨日はぽてこの様子を報告するために、

1週間前に予約を入れていました。

そのため、診察室に入ったら、

「さぁ!ぽてこちゃんの様子はどうですか!?」って感じで、

ぽてこの様子を聞く気満々な先生…。

ぽてこのために何が出来るかを、

いつも前向きに考えてくれる先生です。

 

 

そんな先生を見るとなんだか心が痛くなって、

ちょっと言葉が詰まってしまいました。

 

「先生…ぽてこ、木曜日に亡くなりました」

 

「えっ……」

 

先生はまさに言葉がない様子でした。

 

少しの沈黙のあと、

両手で顔を覆った先生。

 

「さっきもね、ぽてこちゃんがんばってるよね~って、

 スタッフと話してたとこなんです…」

 

先生、ぽてこのために泣いてくださいました。

 

 

昨日の病院はとても忙しそうで、

本来なら他の動物さんたちを診てあげないといけないのに、

時間をとってもらって申し訳ないので、

 

「本来なら今日の予約はキャンセルすべきなんでしょうけど、

 どうしても先生には直接ぽてこのことをお伝えしたくて…。

 あと、今までのお礼も伝えたくって。

 貴重なお時間、もう少しだけいただいてもいいですか?」

 

私がそう言うと、先生は、

 

「いえいえ!こちらこそこうしてわざわざ来てくださって…

 ありがとうございます」

 

そう言ってくださいました。

 

 

それからぽてこが亡くなるまでに起きた色々なこと、

亡くなった直後の写真や小さくなったぽてこの姿、

たくさんお話しました。

 

「ぽてこちゃん、すごくキレイなままで…

 いつもまこうささんがお世話がんばっていたから」

 

そんな言葉もかけてくださいました。

 

 

「小さい頃からぽてこちゃんを診てきましたから…

 結構感情を出す子でしたけど、

 まこうささんには甘えてたんでしょうね」

 

どうも先生には結構イヤイヤしてた時もあったようです。

なんだかうちの子がワガママ言ってスミマセン…なんて笑い合ったり。

やっぱり6年ものあいだ、ずっと診てきてくださって、

しかもなかなか難しいお目目の病気を抱えてたぽてこやからこそ、

先生も思い入れはとてもあったようでした。

嬉しいね、ぽてこ。

 

本当に主治医がこの人でよかった。

感謝をたくさんたくさん、伝えました。

 

 

そのあとはいつもお世話になってた、

受付のスタッフさんにもご挨拶しました。

その方は電話でもいつも丁寧に対応してくださっていて、

お会計の時なんかも「ぽてこちゃん~♡」って、

ぽてこのお顔を見に来てくれたり。

最後の病院の日に出勤してくださっててよかった…。

 

 

 

昨日おうちに帰ったあと、

ぽてこに病院でのことを報告しました。

 

先生、泣いてくれてたよ…

すごくがんばってたって褒めてくれたよ。

ぽてこは病院のみんなにも愛されて、

応援してもらってたんやね…(*´ー`*)